2016/12/26
認定通知書は最終の支給申請時に使用しますから保管をしておいてくださいね
◇キャリア形成促進助成金を活用する為のポイント
Ⅰ 制度助成を進める場合は、自社にとって無理なく、かつ制度として長期にわたり定着するようなものを選びましょう
Ⅱ 訓練コースを進める場合は、OFF-JT主体で設計しましょう。
OJTを盛り込むと、確かに経済的効果は高いのですが、OJTを管理できる体制を敷くのは、中小規模の事業主様では、かなり難易度が高いと思われますし、「ちゃんと訓練していたのか」に対する審査も厳しくなります。飯田事務所では、OFF-JTで訓練設計をしていただき、時間も費用も定められたとおりに従って進める方法をお勧めしております。
◇飯田コメント
助成金は細かな要件の組み合わせです。どの助成金にも共通している前提に、「勤務時間数と給与額が適切かどうか」です。例えば、残業と思われる時間があるにもかかわらず残業代が支払われていない等の場合、まずはその状況を改善していくことからになります。一見手間のようにも思われてしまいますが、適切な労務管理ができておりませんと助成金は受給できませんし、かつ、事業が強固なものになっていきません。これらを踏まえた上で、各助成金の諸条件に沿ってしっかり設計して進めましょう。
人材育成を進め、かつ経済的助成がいただき好循環を生み出せるようにしたいものですね。
助成金の金額そのもののみにとらわれず、本来求められる貴社の事業が向かうべき先を見つめて進めましょう。