2016/08/01
「赤字経営を脱却したい。介護報酬の単価減額とともに更なる減収減益が予想され、法人の存続が危ぶまれる。この危機的状況を何とかしたい。」というご相談からスタートしました。
実際に訪問をし、代表者様のご意向や、そこで働く皆さんの見ている方向を観察し、この事業所では「何を変えていけば収益改善へ繋がるのか」を考え、出した答えが“外に出ること”
良い経営理念をお持ちなのですが、対外に向かってアピール力が弱く、ここにこの事業所様のゴールが見えました。ゴールに向かって必要がある行動をブレイクダウンし、皆が分かりやすい眼前の必要行動を示し、下半期を経過した所、利用者様のご契約数が増え、業界全体として報酬単価が下がる厳しい環境下の中で、こちらの事業所は小規模事業所ながら昨対比30%増の増収増益という、大きな結果を生みました。
現在、改善計画スタートから2年目ですが、今期で累積赤字を解消する見通しが立っており、事業規模を大きくし小規模多機能事業所へのシフトをご検討されております。