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育児介護休業、その運用の道しるべ

2024/12/24

伏見稲荷大社


皆さんこんにちは。


UKから戻った私、その勢いを借りて
去年に続き大学時代の親友に会いに京都大阪へと行って来ました。

あの頃はあまり興味を持っていなかったであろう社寺仏閣巡り。
京都の伏見稲荷大社は、幾重にも鳥居が続いており、
それはそれは「圧巻!」の一言です。
大人心と言えるのか子供心に過ぎないのか、
まるでエリア全体が迷路みたいで
「この先どこまで続くのだろう。ワクワクが止まらねえ!!」
てはしゃいじゃいました。


『青空』(THE BLUE HEARTS)
このブログでは洋楽だけをご紹介すると思っていた方々、今年の最後は邦楽で締めますよ。
この曲、20代の頃に熱心にコピーしていた時代がありまして。
先週、熱が出てしまい1週間ずっと横になっていたのですが、頭は働かないものの、なぜだか「ギターを久しぶりに弾いてみようかな」なんて思い立ち、久しぶりに『青空』をつま弾いてみました。

折角だから顧問先で披露させていただこうかなと淡い計画を立ててみます。



さて
今回は育児介護休業制度について、現場で感じている課題から将来の展望まで、少し深掘りしてみたいと思います。実は、ここ最近、顧問先の皆様から育児介護休業規程の作成・運用についてのご相談を数多くいただいております。規程を作成する側の私から見ても
「ここの解釈は難しいな」と感じることが多々あるのです。

例えば、
– 申出期限と取得可能日数の計算方法
– 休業の分割取得に関するルール設定
– 社内での周知方法や相談体制の整備


これらの点について、実務担当者の方々は頭を悩ませていらっしゃいます。

そして来春には、また新たな法改正も予定されているとか!
まるで、毎年のように制度が変わっていく印象すらあります。


ただ、よくよく考えてみますと、この頻繁な改正には理由があるのです。
働き方の多様化や、共働き世帯の増加、そして高齢化社会における介護ニーズの高まり。
社会の変化に合わせて、制度も進化を続けているわけですね。



では、実務担当者の負担を減らしながら、
制度を効果的に運用していくにはどうすれば良いのかということを少し考えてみましょう。

1. デジタルツールの活用
   – 申請書類の電子化
   – スケジュール管理システムとの連携
   – 社内周知のためのポータルサイト活用

2. 明確なガイドラインの整備
   – よくある質問(FAQ)の作成
   – 申請から承認までのフロー図の整備
   – 具体的な事例集の用意

3. コミュニケーション体制の構築
   – 定期的な制度説明会の実施
   – 相談窓口の明確化
   – 管理職向けの研修実施

先日、イギリスを訪れた際に感じたのですが、働き方の多様性を認め合う文化というのは、一朝一夕には作れません。
しかし、一歩一歩、着実に進めていくことで、必ず実を結ぶはずです。
多様性を認めずに差別的な社会への風刺として『青空』も唄われています。




さてさて最後にビッグニュースを。
HP(ホームページ)がいよいよ刷新される予定です。
大変お待っとさんでした。
コアなファンの方々にお喜びいただけるのか、ガラッとデザインが変わりすごくカッコよくなりますよ。
飯田事務所、まだ出会っていない多くのお客様にもお会いしていくべく、自分のことをアピールすることにようやく重い腰を上げることに致しました。


引き続きどうぞブログをお楽しみに!



書いた人
飯田 保夫

社会保険労務士飯田事務所 所長。1981 年埼玉県生まれ。信州大学経済学部卒業、埼玉大学大学院経営管理者養成コース修了。法人の社会保険・ 労務管理支援のほかに、補助金や助成金を活用した経営改善の専門家として、首都圏を範囲に活動。役職:一般社団法人 日本介護福祉支援機構 監事など