2017/03/09
いつの間にか梅が咲く時期となっていました
全国に支店がある大きな企業様の業務を受託させていただきまして、2月いっぱい、というか、業務完了報告やその後の情報整理を含めますと、つい最近まで慌ただしくしておりました。
全国各県に営業マンを抱える大きな組織体制に対しまして、飯田事務所側は私含めて2人~3人でさばき、正味1か月間で第一次プロジェクトを完了させるという、当事務所としても今までにないタイトかつボリュームのある業務をさせていただきました。
この企業様の営業力と俊敏性、当事務所のもとに集結した人材の力量に恵まれるといったことで進捗は好転し、当初予定の5倍の業務量をこなしました。(さすがに終わったときは、ぐったりしました)
こうした経験の中で私自身改めて学習したことですが、
Ⅰ プロジェクトリーダー(となれる人材)の存在そのものの有難さ、彼の視野、彼の能力
Ⅱ 人材をどの職務にアサインするか 職務をどう用意するか(適職采配)
Ⅲ 体がどの場所にあるか(すぐ横に居てすぐ聞ける距離感)
分かりやすく言い換えますと
・プロジェクトをゴールに導くために音頭をとれる人材の価値そのものとその価値の見極めを再認識したということ
・前線で戦う優秀な人材も、どのようなパートにどうあてがうか、これがミスマッチしていると戦線は悪化するということ
つまり、人材を采配するマネジメント層の能力が足りていないと、組織としても真の能力を発揮できないこと
経営層の能力不足は組織の成長力を奪うということ、経営層こそ人材育成が必要であるということ
・ノマド的な働き方では、どうしても対処できない距離感の問題があるということ
「ねえ」「あのさ」で済むことが、離れていると、いちいちメールや電話しなければならないこと
ちょっと聞きたいこと、少しの問答で済むことは、やはり近くにいた方が良いということ
メールや電話で業務場所を選ばずとも、かえって時間がかかってしまう組み合わせとなりうること
こうした経験と学習を蓄積し、飯田事務所では中小企業様は勿論のこと、大手企業様向けにもプロジェクト改革のソリューションを提供し、日本企業の競争力向上に貢献できればと考えております。
今春から『経営力向上計画』のプロモーションを検討しております。