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社会保険労務士飯田事務所ロゴ

非日常が日常の価値を思い出させる

2021/10/06

秋紅葉

皆さんこんにちは。

月1ブログ更新の頻度にすら耐えられなくなってしまう所長の飯田です。

この間、9月は実家の母がPCR検査陽性となり、たまたま実家に帰省してしまい濃厚接触者となりました私は、しばし隔離生活を送っていました。

久しぶりの実家。
長期期間単身赴任していたのですが、田舎ではありますが、朝焼けや夕焼けも見れますし、緑豊かな環境でもあり、それはそれで良いものだと感慨深く思いました。

さて
苦境に苦しむ飲食業界や宿泊業界ですが、緊急事態宣言が解除され、積もり積もったフラストレーションを吐き出すかのように、お客様が押し寄せているところもありますね。

宣言解除前の9月30日に恵比寿駅から広尾に向けて歩いておりますと、飲食店が翌日に向けて準備をしているのか煌々と灯りがともっていました。10月1日は金曜ということもあり、ビール片手に焼き鳥をつまんで帰りたくなってしまいますよね。

目に見えない敵との戦いはまだまだ長くなるのかもしれませんが、“日常”を制限された私たちは、日頃の日常の価値を再確認していることでもあると思われます。ビール片手に焼き鳥をつまめることが、こんなにも尊いものだったのか、と。

働き方もリモートワークやテレワークが浸透し始めていますが、職場で同僚や先輩後輩に会えて「おはよう!」「お疲れ!」と言い合えることがこんなにも尊いことだったのか、と。
画面上でのやりとりは確かに生産的なのですが、いつも以上の声のトーンを張り上げ気味で、会話のキャッチボールや呼吸間がぎくしゃくしたままでは、何か味気ないものを感じます。

日常の尊さは、非日常を体験することで改めて気づかされるものでありますね。

書いた人
飯田 保夫

社会保険労務士飯田事務所 所長。1981 年埼玉県生まれ。信州大学経済学部卒業、埼玉大学大学院経営管理者養成コース修了。法人の社会保険・ 労務管理支援のほかに、補助金や助成金を活用した経営改善の専門家として、首都圏を範囲に活動。役職:一般社団法人 日本介護福祉支援機構 監事など