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言語は正確なプログラムに、会話は性格が温厚な皆に

2020/10/20

プログラミング画面

皆さんこんにちは。

VBAを覚え始め、自分が作ったプログラムが動いているさまを眺めるのが好きになりつつある所長の飯田です。

事の発端は、介護福祉業界の特定処遇改善加算の管理に煩雑さを感じ、勤務シフトや給与計算と連動して管理ができるものが世の中にないと思われた為、「自分できるところまで作ってみよう」と思い立ったことです。面白味の味をしめた私はVS(visual studio)もインストールをし、電子申請等で利用されているXMLデータもいじってみたいと思うようになりました。(VSのインストールだけは先に済ませてしまいました)

8時間超の時間外を認識して集計するような、比較的シンプルな勤怠集計でありフルタイム50名分程度であれば、約45秒で集計し終えるようなプログラムを組み込むというところまでは進んできました。

そしてこれより先やりたいことは下記のようなものです。

・GoogleカレンダーのUI改造
 Google apps script  やChrome extension  
のあたりをいじらねばなら ない
(後者は参考にできるものがEnglishしか見当たらず)

・労働法規における労働時間認識の数式化
 変形労働時間他をどのように数式やパターン化するか

・raspberry pie 打刻記録機器の製作

・ネットワーク上におけるサービスとして設計

世界中で認知されているプラットフォームを基盤にし、小規模な会社の勤怠集計一連を作れないだろうかと考えています。大きなプラットフォームを基盤とすれば、世界を問わず利用いただけるかもしれません。

勤怠、有給、給与計算、(きっと税務や法務も?)・・・、

巷にはそれぞれ多くのアプリケーションが溢れていますが、今まで、私が利用してきたこれらでは、「それをソフトがやってくれないの?」と、ユーザーの真の要求を満たさず、データをインプットするユーザーの業務知識や高度判断が求められ、結局のところ、アプリケーションは単なる情報の入れ物にすぎず、動的な作業は人頼りになっているというものが少なくありませんでした(自社開発の高額なアプリケーションを導入した経験が無い為、市販されているものに寄って発言をしています)。

例えば、年次有給休暇を管理するソフトウエアを例にとりますと、年次有給休暇の付与日数を自動的に計算する、算定期間の欠勤率により有給付与有無を判断し自動算出する、更新時における時効消滅の処理を行う、これらのような機能を備えたものは今まで見たことがなく、いずれも、どこかの入力タイミングにおきまして、人の手により計算を行う必要が生じ、それらの結果をインプットし数値結果として返すのみの力量止まりというものが世の多くなのではないかという印象を持っています。とどのつまり、操作するユーザーが有給休暇についてある程度知っていることが前提となっているものが多いというのが私の印象なのです。

「そうであれば作ってしまおう。」と思い立ったのです。

今後、開発状況は随時気が向いた時に公表していきますね。

さて
新たに採用した従業員が少しずつ業務を覚え始めている様子です。

この社員と入れ替わるように退職していった従業員も、新たな人生の道のりを歩み始めながらも、後進の心配をしてくれており、新旧の人材が行き来をしている秋です。
今の飯田事務所のメンバーは温和なタイプが集合しました。
全員、話し方がおっとりタイプです。

事務処理や作業をプログラミングに任せてしまう反面、人間的接し方を武器として販路拡大に乗り出していこうと考えています。

書いた人
飯田 保夫

社会保険労務士飯田事務所 所長。1981 年埼玉県生まれ。信州大学経済学部卒業、埼玉大学大学院経営管理者養成コース修了。法人の社会保険・ 労務管理支援のほかに、補助金や助成金を活用した経営改善の専門家として、首都圏を範囲に活動。役職:一般社団法人 日本介護福祉支援機構 監事など