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社会保険労務士飯田事務所ロゴ

すべてDXが良いのか?

2021/12/08

アマノ縮小

皆さんこんにちは。

冬になり体脂肪率が微増しており今年の1月1日に立てた目標をクリアできるのかどうか焦り始めた所長の飯田です。

デスクワークに加えもとよりのテレワーク体制ですので、意識してスポーツをしなければ肥満化しやすい環境下にあります。メンタルを鍛える上でも週に1~2回、30分から60分程度のコースをジョギングしています。

先日、お客様の会社を訪問した際に、古いタイムレコーダーを見つけました。

ブログ記事を書かなければというアンテナが立っており、今までは日常の風景やそこにあるものに何ら気を留めていなかったことが分かりました。

「お前はそこにいたのか」

どれだけ私は無頓着であったのだろうか。

今やタイムレコーダーはデジタル化が進み、このような昔の懐かしいものを見かける機会もぐっと減りました。カチカチと動く針と、ずんぐりした躯体がどこか愛おしさを感じさせます。

思うに、定時が定めやすい製造業であって、20人規模程度までであれば、無理に勤怠管理をデジタル化せずとも良いのかもしれません。勿論、勤怠記録付けだけではなく、給与計算から振込処理までの一気通貫した仕組みを設けるためには、その入り口においてデジタライズは必要だと思いますが、一定度のボリュームを超えるまでは、社内精通した人の手作業による方が早いということもあるでしょう。

そうした人の手作業による継続リスクを感じた時、ボリュームが増えた時、こうした時がデジタライズのベクトルが認識されやすいのかもしれません。小さな設備投資ですらこのような意思決定ラインを踏み越えねばならぬのですから、いわんや大きな投資をや。

全てをDX化していくべきなのか。
自社におけるそのメリット&デメリットとは?
よく検討していきましょう。

書いた人
飯田 保夫

社会保険労務士飯田事務所 所長。1981 年埼玉県生まれ。信州大学経済学部卒業、埼玉大学大学院経営管理者養成コース修了。法人の社会保険・ 労務管理支援のほかに、補助金や助成金を活用した経営改善の専門家として、首都圏を範囲に活動。役職:一般社団法人 日本介護福祉支援機構 監事など