
皆さんこんにちは。
先日、「山に籠ってプログラミングコードを書くぞ!!」と思い立ち、
乗鞍岳の麓でワーケーションをしてきた所長の飯田です。
写真は新穂高で立ち寄り湯に寄った宿です。
静かなたたずまいに好感を覚えパシャリ。
乗鞍で過ごした翌日は安房トンネルを超え、新穂高の方へと足を伸ばしてみました。
大学生時代、何度か先輩に連れてきていただいた思い出が蘇ります。
・・・その車内ではBLUESが流れていました。
『Sweet Home Chicago』(The Blues Brothers)
同じ大学で別学部、5つ年上の埼玉県本庄市出身。
先輩とはアルバイトで知り合い、同じ埼玉出身ということから親しくしていただき、
バイクでも色々なところに連れて行ってもらいました。
本格的なBLUESは当時の若かった僕には得体の知れないものであり、車内の温かさとアップダウンの無い曲調が相まって、いつも助手席でウトウトしておりあまり聴いていなかったかも。
そんな遠い過去の眠気の記憶に浸りながら、5月でも雪をかぶる穂高連峰の雄々しい(おおしい)姿を眺めながら温泉に浸かり、「処遇改善加算額の処理プログラミングコード、どうやって作ろうかなぁ」とぼんやり考えている私です。
『ブルース・ブラザース』(The Blues Brothers)は、1980年に公開されたアメリカのコメディ映画でして、「ブルース・ブラザーズ」というバンドが、孤児院を救うために資金を集めるストーリーを描いています。その劇中で歌われる『Sweet Home Chicago』。
なんでも、シカゴは「約束の地」なんですって!
シカゴは20世紀初頭から黒人の移住先として重要な都市だったとのことで、特に、南部の厳しい人種差別から逃れ、より良い生活を求める黒人労働者にとっては、シカゴは“希望の地”であったとのことなのです。
この当時の時代背景
さてさて
このブログのコアなファンの方々!
ホームページを刷新してからというもの、読了するのに難しいテーマが続いていますが、
いつもコミカルに突っ走っているだけではありませんぞ!このブログを通じて私と一緒に博学になりましょうぞ。
1960年代、シカゴでは公民権運動と労働を求めて大きなエネルギーが動いていたのでした。
-平等とは何か? 公平とは何か?-
理想的な環境(≒希望の地)を追い求めて。
現代に意識を戻し、
最近では私への相談の1つに「カスタマーハラスメント」も届くようになりました。
職場の理想的な環境を考えるのに もはや【使用者×労働者】という二項関係だけではなく、
【使用者×労働者×顧客】 というすそ野を広げ、その環境維持を考えなければならないトレンドが浮上しております。
この三者の理想的な関係や均衡が保たれるにはどうするべきか?
僕たち社労士もついに顧客までを含めたステイクホルダーの“公平性”やその憂いをどうやって晴らすのかも考えていかなければ、職場環境の形成の芯を形成できない時代になったのでしょうかね。
さて
結びにオモシロ話です。
この『Sweet Home Chicago』の歌詞には、当時から謎とされる箇所があるそうですよ。
「Back to the land of California, to my sweet home Chicago」
行先は“故郷のシカゴ”といっているのに、“西部のカルフォルニア”に帰ろう!
んん??
距離的に全く違う方向ですがな。
これにはいろいろな諸説があるそうでして、
諸説その1
ロバート・ジョンソン(伝説のブルースマン)の単なる地理的な知識不足だった
諸説その2
カリフォルニア州にポート・シカゴという地名があり、シカゴとはそこだった
諸説その3
当時のカルフォルニアは、カルフォルニア・ゴールド・ラッシュと言われるほど金が取れて賑わっていたので、金脈的な盛況の土地のイメージで使った。
諸説その4
当時のロバート・ジョンソンがいた南部のミシシッピ州では黒人差別が激しく、差別の少ない西部のカルフォルニアを理想の地とした。
この謎の箇所にはカバーするアーティストも困り、「the land of california」を「same old place(変わらない懐かしい場所)」に置き換えて演奏しているみたいです。
よくわからんけど
この憂いを歌にしよう。
歌って気分を晴らそうじゃないか。いつか僕たちの理想が実現されるように。
5音のペンタトニックスケール+ブルーノートで ブルー(憂い)を晴らすのです。
職場でも理想環境を作るのに、時にBLUESが口ずさまれているかも。
目の前の日々には憂いもありましょうぞ。
どうぞそんな時は、
「Tune Life」(生活や人生を調整!)乗鞍のワーケーション、もいかがですか。
C’mon Baby, don’t you want to go?