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ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)は地域経済の分析があってこそ

2016/09/07

こんにちは。

認定支援機関社労士の飯田です

 

企業の経営状態を把握する為の健康診断ツールであるローカルベンチマーク(通称:ロカベン)ですが、私、飯田、企業の財務分析・事業分析を分析するツールの部分のみに目が行っておりました。その為、恥ずかしながら「なぜ ベンチマーク(指標)に“ローカル”(地域)なの?」と暫く思っておりました。

   ロカベン1

 ローカルベンチ―マークの制作経緯や、活用方法の資料を改めて見直してみた所、「第一段階」として「地域の経済・産業の現状と見通しの把握、分析を行う」とあります。

 地域経済

  出典:経済産業省 『地域企業 評価手法・評価指標検討会 中間とりまとめ ~ローカルベンチマークについて~』

なるほど、そうかと。

 

自身が位置する環境の現状認識、そして将来予想を立てた上で、“今後どのようにしていくのか”を計画立てるのにローカルベンチマークを利用する訳です。経営分析を行うにあたり、自分ばかりを見つめているだけではダメなんですね。自分が戦おうとする環境も分析しなければ。言われてみれば、当然ですよね。

 

 

資料中に記載があり、RESAS(地域経済分析システム)の事を知りました。

ビッグデータを見やすく加工し、地域経済データを活用しやすい形で参照できます。

 

 RESAS2

 RESASは動態を花火状で示します。TOPページは花火が打ちあがっております。

 

 

例えば、新規創業・新店舗事務所の進出・成長や拡大路線。

このようなシーンにおいて、飯田事務所では、皆様が戦おうとしている地域経済がどのように変遷していくかをRESASも含めたローカルベンチマークを用いて可能な限り調べて、意思決定の助けとなる情報をご提供できればと思います。

 

 

RESAS 画面RESAS

      RESASで社会福祉事業所の付加価値額数値を市区町村単位で表示しております

表示されている数値は千葉県松戸市